害虫の意義

『シカッ』そして同時に走る痛み。

その瞬間、何が起きたのか全く分かっていない。

初体験の痛み、瞬く間に痛みの部位（腕）にミミズ腫れが走る。

恐る恐る、葉っぱをよく見ると、イラガの幼虫ちゃんがいる！

マイッタ！正直、ここまでの痛みとは思ってはいないため、トラウマになりそうな感覚に陥る。いや、トラウマになったといっても過言ではない。

駆除より先に手当てをしないとやばい！部屋に戻り、Googleで『イラガ　刺された』で検索し、応急処置をする。梱包用の強粘着テープで何回も何回も見えない毒針を取り除く。見えないから何度も何度も・・・。そして虫刺されの薬を塗っておく。

現場にイラガの幼虫は2匹いる。とりあえず駆除をするが、恐らくこの100倍はいるだろう。

イラガの幼虫ちゃんは悪気はないと思うし、ただそこにいて葉っぱを食べているだけ。

だが害虫には違いない！駆除される立場である。

人間社会にも似たような存在がある。

『害人』『害社』（外人・外車ではありませんよ）

意志を持っている分、害虫よりもタチが悪いのかもしれない。

うちもこんな風に言われないように、精進していかないとね。





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