要注意なオーダーメイド

この業界、オーダーメイドでご注文を受けることはしばしばあることです。

注文を受けて、せっせと時間をかけてモノを作って、やっと出来ました！

ここにかける時間、2週間とか・・・。もちろん、乾燥させたりする時間を含めて。

納品直前に、注文者に見せ、「なんか違うなぁ。やっぱいいや。イラナイ！」

と言われ、ガクーンと肩を落とした方、カァッっと怒りを覚えた方、

いらっしゃるのではないでしょうか。

作る側も人間ですから、そんな感情を抱きます。

しかし、こう思ってみましょう・・・。私はこう思って自分の力に変えようと努力しています。


時間がかかった、かからなかったを問わず、作った作品に対して、これなら完成度は高い！完ぺきだと思えるかどうか。
そう思えなければ、恐らく注文者もそう思わないと考えられます。注文者も人間ですからね。


作品を作る場合、最初と結果をまず定義し、自分の持てる手法の範囲で最も適切なものを選択する。

手法に関しては、結果が伴えばどれでもよいと考えています。

例えば、現代的にデザインスマフォケースを作るとしましょう。

・自分でペイントする。
・デカールを貼る。
・デコる。
・ラメで作る。

どれでもいいと思うんです。例えば、めちゃくちゃ細かいデザインの注文を受け、自分でペイントなど絶対無理！というものの場合、

パソコンの力を借りて、デカールを作って貼り、仕上げたとしても全く問題ないと思います。

そう、自分でペイントすることにこだわり、結果が伴わないよりも、たとえバソコンとはいえ、力を借りて結果が伴う方が断然よいのではないでしょうか。
30年前とは違い、今はパソコンをふくめたIT社会が普通に浸透しています。

使える道具は使わなければただの箱ですから、どんどん利用していきましょうよ。

たしかに、職人気質な方は「そうではないよ！」っておっしゃるかもしれませんが、それはそれで一つの考え方です。

否定はしません。

私も以前は職人的な考え方もしていたことがありますが、今は結果を重視しています！




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